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沖縄の選挙

こんにちは、いつも読んでくださりありがとうございます。

今日は少し思うところがあり、沖縄の名護市辺野古基地埋め立ての件と日本での選挙についてブログを書きたいと思います。

 

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2019/2/24の選挙について

 今回の沖縄県で行われた選挙は「米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る県民投票」になります。

 つまり沖縄県宜野湾市にあるアメリカ軍の普天間基地を、同じく沖縄県の名護市辺野古へ移設するべきかどうか、沖縄県民の皆様の意見を聞くための選挙です。

 個人的には、この選挙を実施することに賛成でした。採用されるか、政府に届くかは別として自分の意見を表現できるよい機会だったからです。(わたしは関西人なので投票はできませんでしたが)

 

選挙には2種類ある

 実は、選挙には大きく分けて2種類あることをご存知でしょうか?

皆さんがよく知っている(よく行っている)選挙は「人を選ぶ選挙」です。英語ではElectionと言います。

 今回の沖縄県が行った選挙は「人を選ぶ選挙」ではありません。民意を聞く選挙、つまりReferendumという種類の選挙にあたります。英語のPodcastや各国のニュースを聞いておられる方はご存知かと思いますが、イギリスのBrexit(イギリスのEU離脱に関する国民投票)はこのReferendumにあたります。

TOEICでも出てくる単語なので、英語学習者は覚えておいて損はないと思います。

 

 「どちらでもない」

 今回の選挙、個人的には画期的だと思う一方で、とても興味深いと思ったのが、投票用紙です。選択肢が「賛成」「反対」「どちらでもない」と3つありました。実に日本人らしい選択肢だなぁと思いました。沖縄県が「どちらでもない」を入れたことには理由があります。

 

 昨年10月に県議会で承認された県民投票条例の当初案では、「賛成」「反対」の2択だった。これに対し、保守系の首長をいただく宜野湾市沖縄市うるま市石垣市宮古島市の5市が、「2択では多様な民意を吸収できない」との理由から、投票実務に関わる予算案を議会で否決して参加を拒絶し、一時は全県投票が危ぶまれていた。今年1月下旬、玉城デニー知事を支援する県政与党の一部があらたに「賛成」「反対」「どちらでもない」の3択案を提案、不参加を表明していた5市がこれを受け入れて、ようやく全県投票が可能になるという経過をたどってきた。

 

投票用紙に「どちらでもない」を入れなかった場合、多くの人の投票の機会を奪うところでした。だからもともと参加できない可能性のあった5つの市民の方々にとっては、民意を示す機会が持てましたね。

 苦肉の策で組み込まれた「どちらでもない」の入った投票。投票率は52・48%。「反対」が有効投票の72・2%、「賛成」は19・1%、「どちらでもない」は8・8%。という結果になりました。案外「どちらでもない」が少なくて安心(笑)

「どちらでもない」が選択肢に入った瞬間「あ、日本人っぽいなぁ」なんて思いましたが、結果をみて「やっぱり日本人も決めにかかるんだな」と感心しました。いや、本当にどちらでもないが少なくて良かったな(笑)

 

今後の行く末

 ただし結果がどうであれ、政府は今の方針を変えるつもりはありません。辺野古の移設の問題と同時に、もともとの普天間基地をどうするのか、という問題が消えるわけではありません。

ニュースを良くご覧の方はご存知のとおり、政府は名護市辺野古周辺の近海ですでに土砂を投入し始めています。

 

年表(Wikipediaより抜粋)

  • 2013年(平成25年)12月27日、仲井眞弘多が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立てを承認。
  • 2014年(平成26年)1月、承認したことは公約違反だとして、沖縄県議会の本会議において知事の辞任を求める決議が可決される。
  • 2015年(平成27年普天間飛行場辺野古移設を巡り県と国が法廷闘争を繰り広げる。工事を一時停止して協議するが9月に決裂し工事再開。
  • 2016年(平成28年)裁判所の和解案に基づき政府と協議。9月16日、福岡高裁辺野古移設に関して県の敗訴が確定。
  • 2017年(平成29年)4月 - 埋め立て区域の堤防の建設に着手。
  • 2018年(平成30年)12月 - 埋立区域2-1から土砂搬入を開始。原状回復が不可能となった。
  • 2019年平成31年
    • 1月28日- 東側のN4護岸が着工。
    • 3月25日 - 埋立区域2の土砂搬入が開始予定。
  • 2020年8月 - 埋立区域2の埋立が完了予定。

 

日本国民に何ができるでしょうか。政府のやり方、アメリカの考え、沖縄県として子供たちを守りたい気持ち。色んな思いが錯綜するなか、私に何ができるかを暫く考えたいと思います。引き続きニュースを見ましょう。